外国人介護士はすぐ離職する?統計データと離職原因・対策3つ


「外国人介護士はすぐ辞める」というイメージは、本当にそうでしょうか。

実は、特定技能の離職率は日本人よりも低いというデータもあり、先入観とは異なる実態が見えてきます。

この記事では、最新統計と現場の声をもとに、外国人介護士の離職原因とその対策を3つに整理しました。さらに、定着率93.6%を誇るJJSの支援体制や成功事例もご紹介します。「採用してもすぐ辞めてしまうのでは……」と不安な方こそ、ぜひご覧ください。

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目次

1. 外国人介護士の離職率は本当に高い?【最新データ】

「外国人はすぐ辞める」という印象は、どこまで事実に基づいているのでしょうか。まずは、最新の統計データをもとに、特定技能人材の離職率を全体平均と比較しながら、実態を見ていきます。

1-1. 統計で見る「全体平均 vs 特定技能」 

「外国人介護士はすぐ辞める」というイメージを持たれている方も多いかもしれません。しかし、実際の離職率はイメージと異なります。

令和6年度の調査では、介護職員の離職率は12.4%(※1)です。一方で令和5年2月時点の資料によると、特定技能外国人の自己都合離職率は10.6%(※2)と報告されています。

数値が示すとおり、特定技能の外国人介護士の離職率は、全体平均よりも低くなっています。つまり、「外国人介護士はすぐ辞める」という印象は、必ずしも事実ではありません。特定技能制度のもとで、安定して働いている人も多いことがうかがえます。

※1:令和6年度「介護労働実態調査」結果の概要について|公益財団法人介護労働安定センター
※2:技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議(第3回)資料|出入国在留管理庁

1-2. なぜ外国人は辞めやすいと思われている?   

「外国人はすぐ辞める」という印象が根強いのはなぜでしょうか。背景には、以下のような要因が考えられます。

  • 言語や文化の違い 

コミュニケーションの難しさが、現場での不安や誤解につながりやすい

  • 過去の制度や支援体制の不備 

制度設計や支援が不十分だった時期があり、「受け入れたけれどフォローできなかった」経験が記憶に残っている施設もある

  • 入国前の情報提供やマッチングの不十分さ  

送り出し機関や紹介会社によっては、仕事内容や職場環境が十分に伝えられないまま配属され、早期離職につながるケースもある

こうした背景が積み重なり、「外国人=離職しやすい」という印象が定着しているのです。しかし、適切な教育・マッチング・支援体制があれば、外国人介護士の定着率を高められます。

2. 外国人介護士が離職する3つの根本原因

離職率が低いとはいえ、すべての職場で定着しているわけではありません。ここでは、外国人介護士が離職に至る背景を、現場の声をもとに3つの根本原因に整理して解説します。

関連記事:事例から学ぶ:外国人従業員とのトラブル解決法と予防策

2-1. 仕事内容と生活実態のギャップ

「思っていた仕事と違った」「生活が想像以上に大変だった」など、さまざまなミスマッチが離職原因のひとつです。夜勤の頻度や業務内容、寮の環境、地域の交通事情など、入国前に十分な情報が伝わっていないと、早期退職に至るケースが見受けられます。

また「介護が合わなかった」「障がい者施設での業務が想定外だった」といった声もあり、仕事内容の理解不足が精神的な負担につながるケースも

就職後のギャップを防ぐには、入国前の丁寧な情報提供や、現場とのすり合わせが不可欠です。JJSでは、現場のリアルな情報をもとにマッチングして、入職後の「こんなはずじゃなかった」を防ぐ仕組みを整えています。

2-2. 紹介会社の質やサポート不足 

外国人介護士の定着には、紹介会社や登録支援機関の質が大きく影響します。実際には、以下のような事例も報告されています。

実際にあったトラブル事例|JJSの社員インタビューより

・登録支援機関が機能していない
行政書士事務所が片手間で登録支援機関を兼ねており、外国人からのSOSに対応できない。母国語対応も不十分で、本人が孤立してしまう

・悪質なブローカーによる不正申請
高額な手数料を請求し、実際とは異なる就労先でビザを申請するケースも。来日後に申請と異なる単純労働をさせられたり、放置されたりするケースもある

・不透明な費用構造
紹介料が極端に安い場合、実は外国人本人から不当に費用を徴収している可能性も。受け入れ企業が知らずに関与していたとしても、罰金になるリスクがある

信頼できる紹介会社・登録支援機関を選ぶことは、外国人本人だけでなく、受け入れ企業にとっても極めて重要です。

JJSでは、入職後も継続的なフォローを行い現場との橋渡しを強化しています。紹介して終わりではなく、定着までを見据えた伴走型の支援が、離職防止と職場の安定につながるのです。

2-3. 孤独を防ぐ「メンタルケア」と「生活支援」の不足

特定技能で来日した外国人介護士にとって、仕事以外の悩みも離職につながります。たとえば人間関係のストレス、家族の事情、将来への不安などです。実際にJJSで退職した方のなかには、「家族の病気で帰国したい」「寮で人間関係のトラブルになった」「立地に不満がある」といった声が多く見られました。

定着支援のカギとなるのは、メンタルケアや生活支援の体制づくりです。定期的な面談や、悩みを早期に拾い上げる仕組み、外部相談窓口の活用など、仕事以外の不安にも寄り添う支援が求められています。

定着率をアップさせるには、以下もご覧ください。

特定技能外国人の満足度アップで定着率向上!離職状況と働きやすい職場環境にするポイント
【現場社員が解説】特定技能外国人の定着率を上げる方法!主な離職理由とともに徹底解説
【事例5つ】外国人労働者の定着率アップ!コミュニケーション問題の解決方法


3. JJSの外国人スタッフが定着する理由3つ【定着率93.6%】

なぜJJSで紹介された外国人スタッフは高い定着率を維持できているのでしょうか。

ここでは、JJS独自の支援体制と人材マッチングの工夫を3つのポイントに分けてご紹介します。

3-1. 【独自教育】日本語・文化・キャリア支援まで一貫サポート 

JJSの定着率93.6%を支える最大の理由は、入国前から始まる徹底した教育体制にあります。単なる語学研修にとどまらず、「日本語実践力」「社会人基礎力」「ホスピタリティ・マインド」の3層(心技体)からなる独自のピラミッド型教育を実施。現場で信頼され、長く働ける人材を育成しています。

日本語実践力(体)内定前約600時間+内定後約200時間、合計800時間以上の学習を通じて、現場で使える「生きた日本語」を習得。宿題や自習も含め、実践的な言語力を身につける
社会人基礎力(技)挨拶、時間厳守、報連相など、日本の職場で求められる基本的なマナーや規律を徹底指導。文化の違いを乗り越え、スムーズに職場に馴染める力を養う
ホスピタリティ・マインド(心)土台となる、「相手を思いやる心」を育てる。日本語が完璧でなくても、周囲と協力し、信頼される人間性を目指す

さらに、寮生活による生活習慣の日本化や、内定後の家族面談を通じて、文化や生活の違いによる不安を事前に解消。本人だけでなく、家族も含めた支援体制を整えることで、入国後の定着を強力に後押ししています。

3-2. 【高精度マッチング】スキルと人柄を見極めた人材育成型マッチング

JJSは、単なる「送り出し」ではなく、人材を育て、職場と丁寧にマッチングする仕組みを構築しています。海外現地スクールを自社運営し、教育からマッチング、入社後の支援までを一貫して担うことで、従来の紹介業にありがちな「送り出して終わり」の構造的課題を解決しています。

また、入社後の定着・離職に関する膨大なデータが蓄積されており、求人条件と応募者を照らし合わせています。「AIによる客観分析」と「経験豊富なスタッフの洞察」の二重チェックで、制度の高いマッチングを実施。スキルだけでなく「人柄」や「職場との相性」まで見極めて、入職後のミスマッチや早期離職を未然に防いでいます。

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4. 【成功事例】外国人採用で人手不足と離職率を改善!

JJSの支援を通じて、特定技能外国人を受け入れた介護施設では、人手不足の解消や離職率の改善といった具体的な成果が生まれています。ここでは、実際の導入事例をもとに、JJSの支援がどのように現場に変化をもたらしたのかをご紹介します。

4-1. 事例1|教育体制・マッチングの工夫で定着

<福島県・特定非営利活動法人こころ様>

気候・文化の違いを乗り越え、外国人スタッフが現場に定着した事例です日本人職員の確保が難しいなかで、JJSの支援を通じてベトナム・ミャンマー出身の特定技能人材3名を受け入れました

外国人雇用の初期には、体臭や寒さへの耐性など、気候や生活習慣の違いに戸惑いがあったようです。そこで、福島の気候に近いベトナム・ハノイ出身者を採用し、湯たんぽや電気毛布などの寒さ対策も整備。文化の違いについても、率直に伝え合う姿勢を大切にしています。

外国人スタッフは、素直で努力家な一面があります。日本語上達の早さや、利用者と会話を楽しむ姿は、利用者や職員にも良い影響を与え、活気のある雰囲気になりました。

JJSの書類作成支援や入管(出入国在留管理庁)対応の手厚さに「本当に助かっています」との言葉をいただきました。外国人介護士の採用は、「最初の不安は時間とともに消え、今では欠かせない存在」と語られています。

4-2. 事例2|即戦力人材の採用で現場が安定

<大阪府・株式会社アイズ様>

言葉の壁や文化の違いに向き合いながら、外国人スタッフが現場に定着した事例です。JJSの支援を通じてベトナム出身の特定技能人材2名を採用しました。

日本語の細かいニュアンスが伝わりにくい場面もありましたが、JJSや他のスタッフによる母国語でのサポートにより、業務に支障が出ることなく対応。

給与や勤務時間に対する意識には、日本人との違いを感じつつも丁寧に向き合っています。「休みを削ってでも働きたい」という希望や、変動手当をとても喜ぶ姿があり、本人にとって無理のない働き方を一緒に模索しています。

外国人スタッフの存在は、日本人職員の責任感や勤務態度を見直すきっかけにもなり、職場全体に良い刺激を与えているとのこと。利用者のご家族とも自然に関係を築いており、現場に欠かせない存在として活躍しています。

4-3. 事例3|最初は消極的だったが、今では即戦力に

<千葉県・社会福祉法人あたご会様>

外国人採用に不安を抱えていたものの、実際に受け入れてみると、真面目な姿勢が職場に好影響だった事例です。JJSの支援を通じてミャンマー出身の特定技能人材2名を採用しました。

当初は言葉の壁に不安がありましたが、ゆっくり話せば日常会話が可能だったようです。教えたことを素直に吸収する姿勢により、現場の不安は次第に解消していきました。

また、宿舎の整備や受け入れ体制の委員会設置など、事前準備を丁寧に進めた同施設。スムーズな定着につながりました。

「利用者のことをよく考えてくれる」「上の人を敬う姿勢がある」と喜びの声をいただいています。現在では、外国人スタッフが夜勤にも対応できるほどの戦力となり、人手不足の解消に大きく貢献したようです。

▶特定技能「介護」の夜勤に関しては、以下で解説しました。
特定技能「介護」の外国人は夜勤ができる!従事できる業務や採用するメリットも解説!

5. 外国人介護士「選び方」と「支援体制」で離職を防ぐ!

「外国人はすぐ辞める」という印象は、必ずしも事実ではありません。実際には、長期就労の意欲が高い人材も多く、支援次第で定着・活躍しています。離職の主な原因は制度ではなく、言語や生活面での不安に対する支援の質です。

JJSでは、採用前後の丁寧なフォローや母国語対応、生活支援を行う伴走型の支援体制により、安心して働ける環境づくりを後押ししています。「まずは話を聞いてみたい」という方へ、JJSでは資料請求無料相談も受け付けています。お気軽にご相談ください。

関連記事:
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【一覧】特定技能「介護」の受け入れ可能な施設種別!施設要件についても解説


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この記事を書いた人

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