毎日の積み重ねと現場での実践がカギ!【初】宿泊業特定技能2号試験に合格した外国人の方にインタビュー

この度、弊社が支援させていただいている「紋別プリンスホテル」様にて働く特定技能外国人の方が、宿泊業の特定技能2号試験に合格されました!
この記事では、実際に合格した外国人の視点から「試験の準備と勉強方法について」や「勉強のモチベーションの保ち方」など、合格へのヒントが詰まった内容になっています。

我々JapanJobSchoolは
2号への移行もサポートします!
今回の2号試験合格者

名前:テーザー・アウン
国籍:ミャンマー
年齢:27歳
経歴:ミャンマー国内で日本語教師⇒2023年5月に紋別プリンスホテルに入社(初来日、日本で初めての就職でここまでの成長を見せています!)
1.特定技能2号合格について
Q. 率直に2号に合格した時のお気持ちはどうでしたか?
とても嬉しかったです…!
嬉しかったけど、点数が思ったよりも低かったので悔しかったですね。
日本人ですら難しいと思うような接客用語がたくさん出てきて、その問題で点数を少し落としてしまったのが悔しかったです。
ただ試験には絶対に合格したという自信はありました!
Q. なぜ2号を受けようと思ったのですか?

日本に来て仕事を始める前からできるかぎり日本に長く住みたいと思っていたので、宿泊業でも2号が始まると知ったその時から絶対受けると決めていました。
ですので2号が始まると知った時はとても嬉しかったです…!
2.試験の勉強方法とアドバイス
Q. 2号に合格するために勉強はどのようにしていましたか?
去年の12月ごろに2号の試験のためのテキストが出たので、主にそれを使って勉強していました。
試験内容自体はほぼ1号の試験と同じで、少し追加されたくらいだったので、主にその部分を勉強していました。ただ試験はテキストが50%、実技が50%だったので、どちらかというと実技の方が難しかったです。
勉強の頻度としてはほぼ毎日業務を教えていたのでそこで復習するほか、仕事から帰った後30分、寝る前30分ほど時間を取って勉強していました。そこではテキストのほかにインターネットでダウンロードした用語集も使って新しいフレーズを覚えていました。
また特定技能で働き始めてから、ミャンマー国内で特定技能1号(宿泊)で日本で働きたい方を応援するために、自分の経験をオンラインで話したり共有したりしているので、自分の復習にもなっていました。テキストなどでのインプットだけでなく、このアウトプットという作業も試験勉強においてとても効果的だったと思っています。
その他気を付けていたこととしては、毎日公式サイトをチェックして新しい情報を見逃さないようにしていましたね。2号の試験のテキストがでたことを早く知ることができたのも大きかったです。
Q. 毎日コツコツ勉強するというモチベーションはどのように保っていましたか?

「2号に合格したい」という目標をみんなに言うことで、口だけではなくちゃんと結果を出さなければいけないと自分を追い込みモチベーションを保っていました。
業務中のコーチングの時にも、JJSとの面談の時にも、自分自身目標に向かって頑張るために毎回みなさんに言っていましたね(笑)
基本的には大きく挫折することもなく頑張れていたのですが、ちょうどその期間に知人がN1合格したというのを聞いて、もっと頑張らなきゃとさらにやる気が出たのを覚えています。
Q. 会社側からはアウンさんが2号に合格するために何かサポートはありましたか?
いろんな業務を経験させていただいたり、フロントはフロントでもレベルの高い業務を教えていただいたり、そのようなことはとても多くて助かりました。会社の上司や同僚には本当に感謝しています。
また、先輩として後輩への指示の仕方なども教えていただいたのでとてもありがたかったです。
今主に2人の後輩に教えていますが、例えば日本語がまだ流暢でない子には、無理に敬語を使わなくてもいいから今わかる言葉を使ってやってみよう、などその子のレベルに合った教え方をするよう心掛けています。ただうまく伝わらない時もあるのでChatGPTなども活用しながら教えています。

⇑人当たりもよく、まじめにコツコツ頑張れるアウンさんはたくさんの賞を受賞しています!

⇑雑誌にも掲載されました!!
Q. これから2号受けたい後輩へアドバイスを教えてください
私もそうですが、やはりみなさんスマートフォンを触る時間が多いと思うのでスマホに勉強のアプリを入れたり、料理の時など、隙間時間を狙えば仕事が忙しい方でもうまく時間を作れるのかなと思います。
勉強時間を確保しようとするとハードルが高いと思うので日常の中に勉強をうまく取り入れるといいと思います。
あとはテキストだけではなく、現場で使う語彙など業務に直接業務に関わることもしっかり勉強することが大切です。具体的に言いますと、一番大切なのはクレーム対応で、あとはコンシェルジュという情報を提供する仕事に関することをしっかり把握すると合格に近づきます。あとは後輩への指示、電話・メール対応、基本的な経営戦略(価格戦略)など。こういうことはテキストに載っておらず、現場で身に着ける必要があります。テキストはあくまで50%しか試験に出ないので。
あとはとにかくスマートフォンでSNSをみる時間を減らす!!
3.今後のキャリアプラン
Q. これからチャレンジしたいことやキャリアプランはありますか?
はい、TOEICを受けたいです。難しいですけど、今800点以上を目指しています。
もし800点以上とれたら給料も上がり、手当も手厚くなるほか、最近は外国人の方も多く、割合としてはお客様の20%ほどは外国人で毎日英語を使うので、業務に活かすためにも頑張りたいです。
またもうすぐおもてなし検定2級もあり、会社の方が受験料を出していただいたので、しっかり勉強しようと思います!
あとは、まだ明確には決めてないですが、中国語も勉強してみたいと思ってますね。
キャリアプランとしては、とりあえず今後は今の職場でさらに業務を覚えつつ、上のポジションを狙っていきたいです。
プライベートでは日本での結婚も考えていて、今の職場もそれを応援してくれています。社長からは結婚式の費用も出してあげるよとおっしゃっていただきました(笑)
4.我々JJSは特定技能2号への移行もサポートします!
今回は「紋別プリンスホテル」様で働いており、宿泊業特定技能2号試験に合格した方にインタビューしました!いかがでしたか?
我々としても、今後のご活躍についても引き続き応援していきたいと思います。
私たちJJSは特定技能外国人の紹介実績1,000名以上、支援実績150名以上の実績を誇る登録支援機関で、外国人だけでなく、外国人を雇用する企業様の支援も行っております!
まだ特定技能2号への移行手続きなど不安に思ってらっしゃる企業様はぜひ、弊社にお気軽にご相談ください。
改めまして、紋別プリンスホテル様、アウンさん、この度はご協力ありがとうございました!