こんにちは。Japan Job Schoolマネージャーの竹村です。
私事ですが、最近外国人の方とデートする機会がありました。 7年前、香港出身の留学生の方とお付き合いしていたことがありましたが、外国人の方とのデートはそれ以来でした。
いつも思うのですが、外国人の方とのデートはより親密な話になるので、正に異文化交流の気分が味わえて、貴重な体験をすることが出来ます。
例えば、お互いの食文化の話。今回の方は日本人には珍しいベジタリアンでした。日本にはベジタリアンフードが少なく、普段の生活でとても苦労しているそうでした。特に彼女はヴィーガン(卵も一切食べない、厳格なベジタリアン)の為、より苦労しているそうです。お肉大好きの私ですが、今回は合わせてベジタリアンフードのヘルシーな夕食でした。(笑)
また、家族の話も面白いです。彼女の兄弟は全員海外移住をしているらしく、アメリカで医者をしていたり、オーストラリアで働いている人もいるそうです。すごいグローバル一家ですが、なぜ自分が日本にいるのか、自分でもよく分からないそうでした。(笑)
そこで、今回は国際結婚について、述べていきたいと思います。
厳格化する国際結婚
国際結婚と言えば、90年代までのイメージではフィリピンの方とのケースだと思います。 最近、『愛しのアイリーン』という作品が映画化されましたが、原作漫画は90年代のバブルの匂いが残る時期が舞台です。ここでは、お金を出して国際結婚を仲介してもらう是非も作品内に孕んでいましたが、出稼ぎの方との結婚にマイナスイメージを持たれてしまった方も少なくないかもしれません。
司法もその点を問題視したのか、ここ数年で国際結婚は厳格化しているそうです。例えば、国際結婚の申請をした男女に対し、過去1年間のラインなどのやり取りを参考資料として提出をさせるそうです。実際に交際をしているのかの確認の為でしょうが、ほぼプライバシー侵害ですね…。
また、当校教員の知り合い宅には入管職員が調査に来たらしく、居間やベッドルームなど実際に同居しているのか、全て写真に収めていったそうです。何故か、便器の中まで撮影していったそうです。(笑)
実際に、ビザ目的で違法な結婚をする人たちもいる為、国の対応を一概に批判できませんが、それらを回避する方法があるそうです。つまり、妊娠することです。その男女の子供と認定されれば、すぐ許可が降りるそうです。
実数はどうなのか
データでは、平成28年度の国際結婚の数は21,180組で、これは全盛期の平成17年の41,481組に比べ、かなり落ちているようです。(厚生労働省HPより)また、意外にも全体の結婚数に対する%も5.8%から3.4%へと落ちているそうです。
最近では、特にスポーツ界や芸能界でハーフ人材の活躍が目立つだけに意外な数字ですね。
留学生達では
当校にもたくさんいる留学生達ですが、彼らの中で日本人と結婚したがっている人は意外にも少ないです。やはり、まだまだ同国人同士の結婚の方が大多数を占めているようです。
多少、手前味噌ではありますが、これは配偶者ビザを欲しさに安易に結婚するより、自分で努力をして、就労ビザを掴み取って日本で働きたい、という意欲のある学生が増えている証拠でしょう!
ただ、日本で働いていく中で、将来的には日本人の伴侶も見つける者達も増えていくかもしれません。そういった人達が、将来日本と母国の懸け橋になってくれたら嬉しいと感じております。
竹村 友希
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