【 事例 | 介護分野】「任せられる」まで育つ | 外国人が長く働くための職場づくりとは?

介護 企業様インタビュー⑧

弊社で特定技能外国人の支援をさせていただいている 医療法人浩治会 大今里ケアホーム 様に、外国人受け入れ後の変化や、日々意識されている関わり方についてインタビューを行いました。

医療法人浩治会 大今里ケアホーム様の手厚い支援もあり、外国人職員の方々は前向きに業務に取り組んでいるようです。介護で外国人採用を検討している企業様にとって、ヒントとなる内容をお届けします。

目次

今回のインタビュー企業様

企業名医療法人浩治会 大今里ケアホーム
 所在地大阪府大阪市
 JJSから受入れている
外国人数   
 5名
 受け入れ国籍ベトナム・ミャンマー
 企業説明大阪府に位置する 医療法人「浩治会」が運営する介護老人保健施設。介護が必要な方に対して、リハビリ・入浴・食事・レクリエーション等を提供する。

1. 外国人スタッフと働く上で、意識していることはありますか?

外国人スタッフの採用は、全体としてとても良い刺激になっていると感じています。現在は複数の国の方が在籍している状況ですが、それぞれの国の文化や考え方の違いについて話を聞く機会も多く、そうしたやり取り自体がスタッフにとって新しい発見や学びにつながっているように思います。

外国人スタッフは皆さん誠実で、向上心を持って日々の業務に取り組んでくれています。国籍や文化の違いがあっても、現場で大きな支障を感じることはなく、むしろお互いを理解しながら、良い関係性を築けていると感じています。

特別に何かを強く意識しているというよりは、採用の段階で「一つの国の方が一人きりにならないようにする」という点は大切にしています。誰かが孤立してしまう状況を避けることで、外国人スタッフ同士も安心して働けますし、結果として職場全体の雰囲気も安定しているように思います。

2. どのように日本語学習をサポートされていますか?

日本語学習については、特別に時間を設けて研修を行っているわけではありませんが、日々の業務の中で自然に身につけてもらうことを意識しています。たとえば申し送りを日本語で読んでもらうなど、日常業務そのものを学習の機会としています。翻訳ツールを使用すれば理解はしやすくなりますが、日本語力の向上につながりにくいという本人たちの考えがあり、現在はあえて翻訳に頼らず、日本語の表記をそのまま読み、自分で調べながら理解する姿勢で取り組んでもらっています。

外国人スタッフを受け入れるにあたって、当初はふりがなを振るなどの工夫も検討しましたが、JJSから来られる方々が「それでは勉強にならない」とおっしゃり、結果として日本人職員と同じ表記・同じ環境で働きながら、自立して学んでいくスタイルが定着しています。そうした本人の自主性を尊重しつつ、学習に必要な環境を整えることが、現在行っている支援の形だと考えています。

3. 生活面の支援で、大切にしていることはありますか?

当施設では、他地域から転居して来られる方が多く、新しい土地での生活に不安を感じる方が少なくありません。そうした不安を少しでも和らげられるよう、生活面のサポートにも力を入れています。施設から近く、生活に必要な場所へアクセスしやすい立地を重視し、不動産業者と連携しながら社宅を用意しています。

また、電気・ガス・水道などのライフライン契約は事前に整え、入居後すぐに生活を始められる環境を準備しています。銀行口座の開設や住民票の手続きなども、銀行担当者に来てもらったり職員が同行するなど、一人ひとりに寄り添った支援を行っています。

こうした生活面での丁寧なサポートにより、自然と信頼関係が生まれ、日常的に気軽に相談できる関係が築けています。さらに、地域のお祭りや日本文化の行事にも一緒に参加し、日本での生活そのものを楽しんでもらう機会も大切にしています。

生活と仕事の両面で安心できる環境を整えることが、外国人材に「ここなら安心して働ける」と感じてもらうことにつながっています。

外国人スタッフの支援で、JJSのサポートはどのように役立っていますか?

JJSのサポートの中でも、特に役立っていると感じているのが月1回の定期面談です。JJSでは外国人スタッフと母国語で面談を行い、仕事面や生活面の悩み・不安を丁寧にヒアリングしてくれています。

母国語で話を聞いてもらえることで、外国人スタッフが日本での生活や仕事の中で抱えている悩みを率直に伝えられていると感じています。
その内容をJJSが整理して共有してくださるため、施設側としても「今、本人が何に困っているのか」をきちんと把握でき、安心して確認しながら対応することができています。

4. 今後の外国人雇用のビジョンをお聞かせください。

在籍している外国人スタッフ一人ひとりが、日本人スタッフと同じように幅広い業務や勤務形態を担えるようになることを大切にしています申し送りへの参加やご家族対応など、現場での経験を段階的に積み重ねながら、焦らず着実にスキルアップできるよう施設全体で支えています。現在在籍している外国人スタッフが自立して幅広い業務を担えるようになれば、自然と今後の受け入れ体制についても検討の幅が広がっていくと感じています。

将来的な人数としては、10名程度の受け入れも視野に入っています。今後目指しているのは、現場からの評価も高く、信頼されている外国人スタッフが、外国人チームの中でリーダー的な役割を担ってくれる体制です。母国語で気兼ねなく相談できる先輩がいることは、大きな安心感につながりますし、全体の底上げにもなると考えています。そうしたリーダーを核にして、外国人スタッフ同士でのフォローや意見交換が自然に生まれ、日々の業務の中で感じた小さな気づきや改善のヒントを共有しながら、施設全体の運営に活かしていければ、非常に良い形になるのではないかと思っています。将来的には、新しく入ってきた外国人スタッフを、外国人スタッフ自身が指導・フォローできる体制をつくることが理想です。

5. 介護分野で外国人採用を検討している企業様にメッセージをお願いします。

私たちの経験から言えるのは、この業界は今後、外国人スタッフを一定の割合で受け入れなければ成り立たなくなっていくということです。人手不足が深刻になってから慌てて外国人採用を始めても、受け入れ体制が整っていなければ現場は回りません。だからこそ、本当に困ってから動くのではなく、早めに受け入れを始めて、1年、2年、場合によっては3年ほどかけて体制をつくっていくことが大切だと感じています。

外国人材の採用は、採用して終わりではありません。長く安心して働いてもらうためには、業務面のサポートに加え、生活面の支援や将来のキャリアを見据えたフォローまで含めて継続的に支えていくことが重要だと考えています。特に、介護ビザへの移行など、長期的に働き続けるための道筋が見えることは、本人にとって大きな安心につながりますし、その安心感が結果として定着につながっていくのだと思います。

まとめ

今回は医療法人浩治会 大今里ケアホーム様にインタビューしました。この記事で、外国人材の受け入れ方法やキャリアアップ支援の全体像を掴んでいただけたら幸いです。

私たちJJSは、特定技能外国人の紹介実績1,000名以上、支援実績150名以上を誇る登録支援機関で、
雇用後も日本語授業・介護福祉士取得に向けた授業を提供しています

まだ外国人を採用したことがない、外国人を採用したいけど資料や手続き、外国人の支援などどうしていいかわからないなど不安に思ってらっしゃる企業様は、弊社にお気軽にご相談ください。

改めまして、「医療法人浩治会 大今里ケアホーム」様、この度はご協力ありがとうございました!

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この記事を書いた人

主に「特定技能」「技術・人文知識・国際業務」「外国人マネジメント」「企業・外国人インタビュー」などの情報をこれから外国人を採用したい企業様向けに発信しています。編集部は外国人の人材紹介と支援を行っているJapanJobSchoolの社員で構成されており、専門家ならではの視点からお届けします。

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