こんにちは。Japan Job Schoolマネージャーの竹村です。
先日、某所で開催された外国人との付き合い方に関するセミナーに出席してきました。 普段、外国人と接している私から見ても非常に勉強になり、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
セミナーの内容について、具体的に触れることは出来ないですが、日本も外国人労働者が増えていく中で、彼らとの接し方について、より勉強していく必要があると感じています。
そこで、当ブログでは数回に渡って、外国人社員との接し方について論じていこうと思います。今回は外国人との付き合い方の中で、彼ら外国人社員の叱り方について触れたいと思います。
日本人側が逃げないこと
正直に言いますと、この問題については、結論が出ない問題だと思っています。日々、外国人と接している私もまだ答えが出ない部分が多く、個人差もある為、一筋縄ではいきません。
だからといって、彼ら外国人社員が間違いを起こした時に叱らないわけにはいきません。あくまで私の私見になりますが、論じていければと思います。
まず前提としていきたいのが、腫れ物を触るように扱うのはNGということです。悲しい事実ですが、外国人の中には、日本人は騙されやすいとナメていたり、国によっては騙される方が悪い、といった思想の人間も少なからず存在するからです。私もそれで痛い目にあったことが何回かありました・・・。
そこまでいかなくても、叱られないからと調子に乗ってしまうのは日本人にもありがちです。やはり悪いことは悪い、ルールはルールと、日本人側が逃げずに、しっかりと伝えていく姿勢が大切だと思います。
また、中には「外国人は怖いから叱りたくない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、それこそ相手の思うつぼです。逃げずに向き合うことが大切だと思います。
叱る時は、相手に向き合って本気で叱るべき?
外国人雇用された企業様の方にお伺いしたお話の中で、外国人従業員に共通して上がる特徴として、プライドが高く自己肯定感が強い、といった点が挙げられます。これは、今の日本の若年層にもありがちですが、育っていく過程の中で、大人から本気で怒られたことがなく、なあなあで育ってしまっているケースが多いのだと思われます。
だからといって、彼らのプライドを尊重しすぎるのも良くありません。悪いことをした時には、叱る側も相手に向き合って本気で叱るべきだと思っています。そこで逆ギレしてしまうような人材は、日本人外国人問わず長続きしないでしょう。
逆に、学生の中にも叱ったことにより意識が改善し、入学当初に比べ、見違えるように成長する者もいます。嫌なことがあっても挫けずに、今以上に自己研磨しようと食らいついてくる学生もいます。気付く、気付かないは本人次第でしょう。
人間性を否定しすぎないこと
ただ、叱る際に気をつけなければいけないのは、人間性を否定しすぎない点でしょう。外国人だから言葉が分からないだろう、とブレーキを掛けずに言ってしまうと、意外と相手も分かっていたということは有り得ます。
生まれ育った環境や常識の違う人間を叱ることは、想像以上の忍耐や労力が伴います。ただ、日本で働く外国人が確実に増えていく中で、これは避けて通れないことになるでしょう。
その時の為に、今からノウハウを蓄積しておく必要があるのかもしれません。
竹村 友希
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