こんにちは。Japan Job Schoolマネージャーの竹村です。

先日、某所で開催された外国人との付き合い方に関するセミナーに出席してきました。 普段、外国人と接している私から見ても非常に勉強になり、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

セミナーの内容について、具体的に触れることは出来ないですが、日本も外国人労働者が増えていく中で、彼らとの接し方について、より勉強していく必要があると感じています。

そこで、当ブログでは数回に渡って、外国人社員との接し方について論じていこうと思います。今回は外国人との付き合い方の中で、彼ら外国人社員の感じる不安や戸惑いについて触れたいと思います。

不安や戸惑いを理解してあげる

私たち日本人が海外で生活をすると考えた時、不安や戸惑いを感じない方は、まずいないでしょう。それが特に会社という環境になった時には、より顕著になると思います。

例えば、語学力に関してですが、前からその国の言葉を勉強していたとしても「今の自分の語学力で十分にコミュニケーションが取れるのだろうか」「分からないことを質問したいが、そもそも質問の仕方が分からない」といった不安は海外に行かれる時に感じられたことはあるかと思います。

また、人間関係に関しても「溶け込めるか不安」「自分は仲良くなりたいと思ってコミュニケーションを取ろうと思っているが、どうしても距離を感じてしまう」といったことは日本人同士の間でも起こりがちです。そこが異国人同士となった際、上記の言葉の問題も相まって、最悪の場合、職場で孤立してしまうといったことも考えられます。

職場に外国人社員が入ってきたときには、既存の日本人従業員の方もストレスになってしまうかもしれませんが、同様に外国人社員側も不安や戸惑い、それに基因するストレスを感じているのを理解してあげる必要があるでしょう。 日本人も海外に行くと、日本人同士で固まってしまうことがよくあるそうですが、それだけ異国人とストレスなく接するのは難しいのかもしれません。

暗黙の了解、は通じないことを理解する

日本は単一民族国家と言われますが、日本人だけに通じる暗黙の了解と化しているルールが外国人には理解できないことはよくあります。例えば、残業の概念や時間に対する厳しさなどは日本人の方には言わずもがなですが、国によっては存在しない概念かもしれません。 我々日本人も海外の文化に戸惑うことがあるかと思いますが、それと同じことです。

そういった行き違いが積み重なり、ストレスとして爆発してトラブル化するケースも少なくありません。対策としては、日本人には当たり前のことも外国人には可視化して説明してあげる、就労前にしっかり説明して納得してもらうことが必要かと思います。 就労年数が経過していけば、外国人社員側もそれが当たり前に変化していくと思います。

外国人社員の立場になって考えてあげる

外国人と働くと、上記のような「日本人なら分かるのに!」といった物事はたくさん出てくると思います。中にはトラブルに発生してしまうこともあるかもしれません。

ただ、母国を離れ、遠い異国でがんばる彼らの気持ちを理解してあげようとすることは必要不可欠でしょう。

もちろん日本式のやり方を譲歩するひつようはありませんが、理解しづらいと思うことを羅列し、最初の内はしっかりと説明してあげることがポイントだと思います。 そして、それを学んでいった世代が管理職になった時に、後輩の外国人たちに教育できるようになっていければ一番ですね。

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JapanJobSchool広報チーム