こんにちは。Japan Job Schoolマネージャーの竹村です。

先日、某所で開催された外国人との付き合い方に関するセミナーに出席してきました。 普段、外国人と接している私から見ても非常に勉強になり、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

セミナーの内容について、具体的に触れることは出来ないですが、日本も外国人労働者が増えていく中で、彼らとの接し方について、より勉強していく必要があると感じています。

そこで、当ブログでは数回に渡って、外国人社員との接し方について論じていこうと思います。今回は外国人との付き合い方の中で、言葉の選び方について触れたいと思います。

何でも英語、は意外と落とし穴

私たち日本人が外国人と接するとき、特に欧米諸国の方に対しては英語で話しかけることが多いと思います。英語は世界的に見ても共通言語ですし、話すことは出来なくても、必要最低限度のコミュニケーションを図ることは出来るのではないでしょうか。

ただ、欧米人だからといって、必ずしも英語を使うのが正解とは言えないケースもあります。

例えば、英語が母語でない国の方に「Hello!」「Good Bye!」と話しかけたとします。「これのどこが不快になるの?」と思ってしまいますが、例えば、私たち日本人が海外に行ったときに「ニイハオ!」「アニョハセヨ!」と話しかけられるのと同義と言えるでしょう。 このケースでは、話しかけた側には全く悪気が無く、むしろ親しくなろうとして使っているのでしょうが、話しかけられた側からすれば「肌色が同じだけで一括りにしている」といった感情になってしまいます。

指示は具体的な方がいい?

また、これは日本人相手でもそうかもしれませんが、指示はより具体的な方が良いでしょう。

例えば、日本人であれば伝わる微妙なニュアンスも外国人には伝わらないことがあります。「そこの書類取って」と指示をしても「そこ、って何ですか?」となってしまうかもしれません。「そのデスクの上に置いてある書類を取って」「その〇〇って書いてある書類を取って」など、より具体的に指示する必要があります。(仕事に慣れない内は特に)

また、日付や時間についても、より具体性を持つ必要があります。「1週間以内に終わらせてください」ではなく、「〇月〇日までに終わらせてください」などといった言い方が必要です。前者の言い方では、日本人にはほぼ100%通じますが、外国人留学生には伝わらなかったことが実際ありました

日本人と外国人、お互いが配慮していく

上記は、あくまで一例でしかなく、様々な言葉の違いが出てくるでしょう。 面倒・疲れるといった感想を持たれてしまうかもしれませんが、日本人の人口が減る中で、今後は外国人労働者の受け入れは避けて通れないでしょう。

ただ、日本人が配慮するだけでなく、外国人も日本についてより学んでいくことも必要かと思います。 日本人と外国人、お互いが配慮して、より良い社会を築いていきたいですね。

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JapanJobSchool広報チーム