千葉県の介護施設様で働いている卒業生にインタビューをしました!

どんな思いで介護業を希望したのか、どんなことを感じて働いているのか等、介護施設で活躍している特定技能外国人の方たちの声をお届けします!

 特定技能外国人情報 

 ●企業様:千葉県内で2か所グループホームを持つ企業様

 ●特定技能外国人を含む従業員数:32人

 ●特定技能外国人:ベトナム人3名

 ①THIENさん(ティエン)、②THUYさん(トゥイ)、③HUNGさん(フン)

 

この企業様は、今年2月にはじめて特定技能外国人の採用をし、半年の間ですでに当校のベトナム人卒業生を“11名”採用いただいております!そこで働く卒業生にどうして介護の仕事を希望したのか、仕事をする中で感じることや、職場について、大変なこと、いろいろ質問してみました。

①介護施設でアルバイト経験ありの期待の星、THIENさん               (ベトナム人男性/22歳)

どうして介護の仕事がしたかったんですか?

私は、2年間老人ホームのアルバイトをした経験があります。アルバイトをしながら日本人の高齢者とたくさん話しました。高齢者のみなさんは、私が外国人だと知っていますので、私に優しい日本語で話したり、日本のことについてたくさん紹介してくれました。そのおかげで、私の日本語会
話能力が伸びました。高齢者と話すことが本当に楽しくて介護の仕事は私に合っていると感じました。

介護の仕事をしてみてどうですか?

仕事も全然問題なく、とても楽しいです! 12月にはJLPTのN2を受験しようと思っています。また、 介護福祉士勉強したいですが、勉強方法がまだあまりわかっていません。 会社の方にも勉強方法を聞いて、介護福祉士の資格を取れるように、仕事も勉強も頑張りたいです!

施設の人事部長様からの評価

アルバイトをしていたことで、入社時に他の方よりも知識や経験があったTHIENさんはもうすでにリーダー候補だそうです。人事部長様は「本当にこれからのますますの活躍を期待している!」と大絶賛でした。「真面目で本当に頑張り屋さんなので、体調にだけは気を付けてほしいです。」ともおっしゃっていました。入社半年で本当に施設の欠かせない存在になっているようです。

②看護学校卒で思いやりに溢れるTHUYさん                      (ベトナム人女性/30歳)

なんで介護の仕事をしたいと思いましたか?

私は誰かを助けたいので介護の仕事をしたいと思いました。 看護大学の時、私は病院でインターンシップをしたいました。 病人の方は痛い思いをして、家族の方も心配そうでした。そこで私が患者さんを手伝ってあげたら、みんなから「ありがとう」と言われました。困っている人を手伝う、介護の仕事はとてもいい仕事だと思いますし、私もそんな仕事がしたいと思いました。

仕事はどうですか?難しいこと等はありますか?


仕事は慣れてきたので特に問題はありません。職員の方もお年寄りもみなさん優しくて、とても働きやすいです。ただ、タブレットで記録をするのですが、日本人の職員の方が使っている日本語のキーボードが難しいです。タブレットを使ってスムーズに記録できるようになることに課題を感じています。日本のキーボードに慣れるように練習していきたいと思います。

施設の人事部長様からの評価

THUYさんは本当に仕事を覚えるのが早いと驚いていました。人が好きで、積極的に仕事に取り組む姿勢が成長のスピードを速めているんだと思います。「タブレットももう少し使いこなせるようになれると仕事の幅が広がる」とおっしゃっていました。THUYさんも、介護福祉士の資格取得のために奮闘中だそうです。

③お年寄りを安心させる介護士が目標のHUNGさん                  (ベトナム人男性/27歳)

介護業界を志望した理由はなんですか?

私は子供のころからおじいさんとおばあさんと一緒に住んでいました。
おじいさんとおばあさんと話しをすることが大好きで、おじいさんとおばあさんを手伝いたいと思いました。そこから、私はベトナムで1年間病院で看護の仕事を経験しました。困っているお年寄りを元気にできるのが介護の仕事だと思いますので、介護業界で働きたいと思いました。

職場はどうですか?仕事はどうですか?

職場によくデザートを作って持っていくんですが、みんなが喜んでくれて嬉しいです。これからも機会があったら作って会社に持っていきます!(笑)
仕事では、早く仕事をしなければいけないと焦ってしまうことがあるので、もっと丁寧にやっていきたいと思います。

施設の人事部長様からの評価

HUNGさんに関して質問をすると、第一声が「積極的な姿勢が素晴らしい!」でした。人間関係も良好でHUNGさんがよく職場にデザートを作ってきてくれることをみんな楽しみにしています、とのことでした。急がなくていいので、ゆっくり落ち着いて仕事ができるより良いと、お話いただきました。

まとめ

3名とも、本当に一生懸命お仕事をしています。介護や看護の経験がある方もない方も、責任感を持って取り組む姿勢が感じられました。介護において知識や経験が必要なのはもちろんですが、「お年寄りが好き、話すことが楽しい」「何か自分にできることをしたい」「笑顔にしたい」そんな外国人の方の気持ちが一番評価いただいているポイントではないかと思いました。どんどん経験を積み重ねて、介護福祉士の資格も取得して活躍していってほしいと思います!

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大路菜々海

外国人200名と企業80社の支援を行うカスタマーサクセスを担当。 大学時代一年間休学しワーキングホリデービザでカナダのイエローナイフへ。オーロラのツアーガイドを経験し、異国の地で働く大変さ・差別を経験。 「国籍関係なく、自分がかかわる人を幸せにしたい」そんな気持ちを持って、前職ITコンサル業から転職を決意し、株式会社JJSに入社!