こんにちは。Japan Job School代表の竹村です。
今年もそろそろ終わりですね。今年は新たに1000名以上の留学生と出会い、様々な背景を持った留学生を見てきました。そこで今回は、優秀な外国人留学生を採用するために大切な3つのことについてお話したいと思います。
採用時期を柔軟に対応する
通常日本人の就職活動は、毎年、3月に説明会解禁、6月に選考解禁という流れが多いかと思います。 しかし、留学生の就職活動時期は、日本人とは大きく異なります。
<就職時期が異なる理由>
1.就職活動のためのビザがあるため留学生は通常、専門学校や大学を卒業後に就職活動のための特定活動ビザが与えられます。(最長1年)よって、卒業までに就職を決めなければいけないという意識があまりありません。
2.卒業時期が異なるため例えば、日本語学校を卒業した留学生の場合、卒業が3月だけではなく、9月卒業という場合も多いです。
額面給与を20万円以上にする
今までの留学生の傾向を見ていると、将来いくらもらえるかよりも、今(来月)いくらもらえるのかを重視している留学生が多く感じます。これは我々日本人のように明日がしっかり保証されている平和な国で暮らしている国と、そうではないアジア諸国との違いなのかもしれません。そのため、月額で20万円以上(もちろん高いに越したことはない)の希望を持っている学生が多いです。賞与で支給するのであれば、金額はうやむやにせず、昨年の支給額例などを提示するのもいいかもしれません。
内定通知のスピードを早くする
留学生には在留期限というものがあります。その期限をすぎると母国に帰らなければいけないため、たとえ、数社受けていても先に内定を出している会社にいく傾向が多く見られます。実際に、留学生採用に成功している企業様では、その日に内定をだす施策をしていることもあります。
まとめ
留学生採用を成功させるには、今までの常識にとらわれず、相手の常識を理解する必要があります。 なので、下記の3つを押さえていただき、留学生の採用に活用していっていただけると幸いです。
・採用時期を柔軟に対応する
・額面給与を20万以上にする
・内定通知スピードを早くする
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