こんにちは。Japan Job Schoolマネージャーの竹村です。 今回はアジア圏出身の外国人留学生の英語力について取り上げたいと思います。
私がこれまでお話しさせて頂いた企業様からも「日本語が多少通じなくても、英語が通じれば 助かる。」「日本語力もそうだが、採用に当たっては英語力も重視している。」とのお言葉を 頂戴しております。 そんな中、私がこれまで会った留学生の国籍別の英語力を分けると以下の通りになります。
英語を話せない学生が大多数 → ベトナム、ミャンマー、インドネシアなど
一定以上の英語力を有している学生が大多数 → ネパール、バングラデシュ、インドなど
※ネパール、インド圏は英語力が高い!
何故ネパール、インドなどといった国の学生は英語力が高いかと言うと、国策に関係がある模様です。ネパールでは2000年代前半から、国策として英語教育が強化されています。特に、私立学校では小学校から授業における英語:母国語の割合が9:1になっているようです。ちなみに、公立校になると、この割合が1:9になるそうですが、それでも日本人より英語力が高い模様です。(笑)特に私立校出身者は、ネイティブレベルで英語が使え、TOEICなどでもスコアが850、900以上の学生が居たり、といった状況です。
(※数値は当校ネパール人教員及び学生からの情報です。)
また、インドもカーストに関係なく、優秀な学生は工科大学に入れる制度が出来るなど教育に力を入れており、その影響もあるのかと思います。
特にネパールは後発途上国に当たり、国内に目立った産業が無い為、海外に出る事を前提とした教育が行われてきたのかもしれません。
外国人採用の際、英語力を重視するケースは?
現在、IT系の企業様では、上記のような状況からインドの方を採用されるケースが増えているようです。元々IT人材の多い国というのもありますが、業務上英語を使うケースが多い企業様もあるようです。また、接客業様などでも外国籍のお客様が多いエリアでは、英語が話せる人材を採用されているケースも多く見られています。
日本語と母国語だけしか話せない方ですと、日本語でのコミュニケーションに行き詰った際に、解決方法が無いといったケースもあるそうです。英語が話せる方ですと、片言でも意思疎通が出来るケースがあり、そこを重視されている企業様もいらっしゃるようです。外国人採用の際、留意点の一つにされてみてはいかがでしょうか?
竹村 友希
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