弊社サポートで特定技能外国人受け入れに踏み出していただきました、大阪府の介護施設様にインタビューをさせていただきました!

今回のインタビュー企業様

企業名      株式会社アイズ様
所在地大阪府
インタビュー採用担当者様
受入している特定技能外国人数2人
受入国籍ベトナム国籍
企業説明大阪で「グループホーム なぎさ」という介護施設を運営されています。「お客さま一人ひとりとじっくり向き合い、心に寄り添う介護提供」を心がけています。社会保険の完備や資格取得の支援などもされていて、職員への手当ても厚い企業様です。

外国人雇用を考えた経緯を教えてください

きっかけは人手不足

人手不足に悩み、これまではインターネットで求人広告を出すなどの手段をとっていましたが、反応が全くなくてなかなか人が集まらなかったです。そこでいつ集まるかもわからない広告に費用をかけ続けるよりも、イニシャルのコストが多少かかっても確実に人が来てくれる人材を募集してくれる企業で、特定技能制度に手を伸ばしてみました。特に外国人に対する抵抗なども最初からなくて介護という仕事にも日本語能力はあまり重要ではないと思ったので雇用するという決心はすぐにつきました。

情報収集に行き詰っていた時に

最初は外国人雇用に関する知識はほとんどなくて情報収集が大変でした。自分で調べたり知り合いの施設に聞いたりしましたが、逆に情報が多すぎてなかなか自分だけで進めることができませんでした。受け入れの進め方に悩んでいた時に、ちょうどよくJJSさんから連絡が来て、サポートしてもらおうと思いました。

やはり特定技能外国人の雇用を提案させていただく多くの介護の企業様では、「費用をかけて求人募集しているのに、なかなか集まらない」というお声が多くあります。日本人で集まらないのであれば、外国人の方の力を借りようと考えられている企業様を救うために、特定技能があるんだと改めて感じました。

外国人を採用する前に不安に思っていたことはありましたか?

仕事面での不安はなかった

採用した外国人はお2人とも、元々3年間日本の介護施設で働いていたということもあって、仕事内容・介助の技術に関しては特に不安に思っていたことはありませんでした。ただ外国から来たということでどうしても文化の違いや職員同士のミスコミュニケーションなどの課題はあるだろうと思いました。これらの問題は実際に来て働いてみないとわからないので起こったらその場で迅速に解決できるようにしようと考えていました。逆に問題が起こることでお互いの文化や言葉の違いを理解できるいい機会になるとも思いました。

介護経験があり、かつ仲がいいお2人を一緒に雇用いただいたことで企業様側もお2人も大きな不安なく受け入れていただいたと思います。その背景には、過剰に不安に思ったりすることなく、企業の皆さんが「受け入れてみないとわからない!」と楽観的に捉えてくださったからだと感じます。外国人のお2人も、非常に明るく陽気な方なので、企業様と一緒にどんなことも乗り越えていける前向きさがあると感じています!

採用してみて事前のイメージと実態とのギャップはありましたか?

上下関係がしっかりしている

労働法や雇用条件に関する知識はしっかり持っていて、シビアにとらえているというのはイメージ通りでしたが、職場での人間関係や働き方に関しては思っていた感じとは違いました。
1つギャップを感じたのは、「目上の人に対しての礼儀」です。ベトナムの方は上下関係がしっかりとしているようで、役職者や上司の言葉と、アルバイトやパートの職員の言葉は区別しているように感じることがありました。日本も割と上下関係がしっかりしていると認識していましたが、想像以上に海外でも上下関係はしっかりあるんだなと感じました。
幸いこのような上下関係で職員間でのトラブルに発展するようなことはありません。仕事では二人とも明るく楽しく働いていて他の職員ともお互いの文化の話などで盛り上がって打ち解けたと思います。

話し方を工夫する

思っていたよりコミュニケーションでの認識のずれを感じることがありました。最初は2人が何を把握していて何を把握していないかの判別が難しくて、どういう話し方をすれば伝えたいことを伝えられるか考えるのが大変でした。介護の仕事は経験もありしっかりできていますが、日本語で細かく説明・理解が必要な食材の発注やご家族との面会などの仕事はまだ今のところが任せていません。
今後、日本語が上達し、しっかりと正確なコミュニケーションが取れるようになれば他の仕事も任せたいと思って期待しています。

文化や言葉の違いを乗り越えるべく様々な工夫をいただいて、指導・教育いただいているので、お2人とも介護という仕事が大好きで意欲高くお仕事させていただいております。その一つの証明として、お2人ともが今年1月に介護福祉士試験に挑戦したいと申し込みをされています!

日本で長く働きたい、介護福祉士をとりたい、そんな気持ちが芽生えて挑戦まで踏み出せたのは、企業様のバックアップが本当に大きいのだと感じています。

今年1月に介護福祉士試験に挑戦するベトナム人のお2人

JJSのどんな部分を評価いただけていますか?

一から丁寧に教えてもらえる

最初は特定技能制度に関する知識がほとんどなくて困っていたのですが、JJSさんに書類の提出などの手順を一から教えていただいてとても助かっています。万が一生活や職場で問題が起きたとき、すぐに連絡して相談に乗ってもらえるので、その点も安心できます。

職場で問題が起きても「外国人だから○○」という言い訳をせず、何が問題だったのかをしっかり見極め、解決法を考えてくださっていることが伝わりました。具体的な例も挙げて頂いてインターンとして勉強になります。外国の言葉や文化の違いの理解に前向きな姿勢でいてくださっていることから、二人の事を常に気にかけていただいていると感じました。
貴重なお話し、ありがとうございます!

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齋藤光亮

アメリカのカリフォルニア州在住のDivership編集担当者 20年以上アメリカで生活し、社会学の学士号を取得し、 現在はアメリカの大学院でマネジメントで修士号を取得中。 アメリカでの生活の経験を活かした情報を発信します。