ナマステ(こんにちは)JapanJobSchoolの松里です。
現在、私は仕事でネパールはカトマンズへ来ております。 今回はネパール人が日本に留学に来る前に通う日本語学校(コンサルタンシー)に行ってきました。そこで、今回は「ネパール人留学生がみる日本の魅力」をお伝えできればと思います。
ネパール人留学生が日本に来るまで
ネパール人が留学生として日本に来る前は、現地にあるコンサルタンシー(留学サポート会社)で日本語を学びます。このコンサルタンシー、なんとネパールのカトマンズだけで1000社以上あるみたいです。日本だけではなく、オーストラリアやアメリカなど様々な国に向かうためのサポートをしています。ここで平均6ヶ月日本語を学んでから日本に来ます。
ネパール人留学生からの日本の人気は?
結論から言うと日本の人気は下がっています。優秀な学生に人気の国はアメリカやオーストラリアです。優秀な学生はまずはアメリカやオーストラリアの大学を志望します。そしてそこから漏れてしまった子が日本を選んでいるというケースが多いのが実情です。
なぜそうなってしまうのか?主に下記の理由が考えられます。
・日本は日本語を勉強しなければならない。
英語圏であるアメリカやオーストラリアなどは英語の話せるネパール人は英語で行けるので語学の勉強の必要がないのです。そのため大学に直接行くことができるのです。それに反して日本の場合は、英語での授業を行う大学が少ないので、日本語の習得のために日本語学校へ通わなければならず、約2年間も日本語の勉強だけに時間を費やさなければいけなくなります。
・準備期間が長すぎる
留学生が日本に来るまでには、ビザの申請だけでなく、大使館での面接があり、それを通過する必要があります。その面接のためにもまずは日本語の勉強がコンサルタンシーで必要なのです。
英語圏の場合はそういった対策勉強が必要ないので、ビザの申請と英語での面接だけで済みます。オーストラリアでは留学ビザ許可までに約2か月に対して日本は約8か月ほどかかります。そこまで準備したのに、日本側の理由でビザが許可されないことはたくさんあります。(面接での日本語能力以外の理由で)
日本に来る前の留学生の背景は様々です。仕事に行く前に早朝から勉強してたり、学校終わった後に勉強したりなどして頑張っています。 それなのに長い間勉強してもビザが出るかどうかわからない日本に留学したいなんて思わないですよね!?
まとめ
現在、留学生が日本に来ている理由は先進諸国よりも学費が安いことと、過去に日本に留学した先輩が日本にいるため安心できるぐらいです。優秀な人材はどんどん他国へ行ってしまいます。
今後労働力として外国人を確保したい日本は、留学生が来やすい体制を整える必要がありそうですね。
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