【初】外食業特定技能2号試験に合格|合格した外国人の方にインタビュー

執筆者:Divership編集部|外国人雇用担当部門

この度、弊社が支援させていただいている「磯部クオリティーサービス」様にて働く特定技能外国人の方が、外食業の特定技能2号試験に初めて合格されました!

さらに、この方は特定技能2号としてのビザ許可を取得し、無事に在留カードを受け取られました。 今回は、弊社が支援する特定技能外国人の中でも初の快挙となるため、外食業特定技能2号試験の合格についてインタビューさせていただきました。

この記事は、実際に合格した外国人の視点から「試験の準備と勉強方法について」や「試験当日の様子や試験内容」をご紹介しています。合格体験談や成功のヒントが詰まった内容になっています。

また、試験合格を支えた企業目線でのインタビュー記事もございますので、併せてご覧ください!

特定技能2号への移行を考えている方、特定技能外国人に長く働いてほしい方
我々Japan Job Schoolは登録支援機関として多くの特定技能外国人を支援しています

今回の2号試験合格者

国籍:ベトナム
年齢:27歳
経歴:留学生⇒2020年8月に磯部に入社

目次

1.職場の様子

Q.働いていて優しくもらっている部分はありますか?

入ったときに最初からすごく優しくて、仕事の中でも丁寧に教えてくれたので、すごく助かりました!
仕事も早く覚えて、みんなと仲良くできましたので、すごく心が温かいです。

Q.最初に会ったときはどう感じましたか?

店長もすごく優しくて、安心しました。

Q.感動したことや心が温まる出来事はありましたか?

最初は気づかなかったんですけど、5年間働いていて気づいたのは店長は1回も怒ったことがないです。(笑)
一番すごいことだと思いました。

Q.特定技能2号試験を受けるときは直接言いましたか?

言いました!受けたくて、何回も言いました。(笑)

ただ、最初は書類に問題があって、難しいかなと思っていたんですけど、通ってからは頑張るしかないなと思いました。「受けたいです!」っていうのを仕事が終わったときに言いました。

2.試験の準備と勉強方法

Q.試験の準備は大変でしたか?

準備自体はちょっと大変でした(笑)

書類とかは磯部さんが全部やってくれたので、すごい助かりました。磯部さんから細かな指示をもらっていたので、書類の準備は大変ではありませんでした。(笑)

Q.特定技能2号試験の勉強方法は?

本をもらったので、すごい助かりました。もらったときはすごいやる気があったんですけど、開けたら難しい日本語ばかりでびっくりしました。(笑)でも、諦めないないように毎日30分くらいや1時間勉強することにしました。

私の勉強方法は、彦家はフルサービスのお店なので、それのおかげで覚えることもたくさんあって、いろいろ役立ってくれました。最初はすぐ覚えることはできなくても、ちょっとずつ覚えました。

合格の秘訣
最初は一度で全部読んで、分からないキーワードに印つけて、そのキーワードがベトナム語で説明されているのをもう一回見て、そういった感じだったら、すぐ頭の中に入ります。そして、次の日はまた新しいことを勉強する前に、昨日勉強したところを繰り返して、そうやって毎日毎日コツコツやることで覚えていきました。

飲食店で働いているみんなはたぶん毎日夜遅くまで働いて時間もなくて、体も疲れるので、勉強する気もなくなっちゃいますね。(笑)

私は夜は勉強しなくて、朝の仕事に行く前の時間、30分とかでやっています。朝の方が頭に入りますね(笑)

難しい日本語は会社の人に聞いています。(笑)一応自分でも調べるんですけど、それでも分からないときは次の日仕事で会社の人に聞いています。難しい漢字とかいっぱい出て、困るのでいつも聞いています。(笑)

計算の方は私は計算が一番好きな問題です。(笑)ただ、計算の最後の方はマネジメントの情報もいっぱいあるので、それが大変です。ちゃんと勉強して覚える必要がありました。計算の問題はそんなに難しくないけど、マネジメントの情報は分からなかったら絶対できないです。理論の問題が飽きちゃったときはだいたい計算の問題解きます(笑)

特定技能2号試験について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

Q.試験で勉強したことが実際の業務であったことや、分かったことはありますか?

留学生の時は、お店のことはただ料理を提供するだけだと思っていました。彦家で働いていなかったら、勉強することがすごい大変でした。ぜんぶ新しいことなので、分からなくなっちゃうし、覚えることも難しいと思います。

ただ、ここで働いて色々やっているから、呼ばれたらすぐわかるし、こんな感じかなって何となく想像がつくようになりました。

3.試験当日の様子と試験内容

Q.勉強した内容は試験に出ましたか?

もらった本は100%出ました。ただ、試験は時間が70分だけだけど、問題は60問あって、問題用紙が20ページくらいあって本みたいでした。(笑)

合格の秘訣
時間の配分がすごい大変でした。私の試験のやり方は1から10問まではいろんな質問なので、1問1分以内に早めにできて、真ん中の方(10問から50問)は状況説明で、すごく長くて読解力の知識が必要になるので、それがすごい大変なので、そこは飛ばして、計算問題を先にやります。そうすると落ち着いて計算できます。

1問から10問は衛生管理の問題と調理管理の問題なので覚えてきたらすぐできます。私も何個か分からないところは飛ばして、他のところをやって最後にもう一回戻って解きました。

Q.試験の会場はどのくらい人がいましたか?

私の試験会場は埼玉県の春日部の会場で、たぶん特定技能2号の方はすごく人数が少なかったと思います。あとは特定技能1号の方で1000人くらいいてすごく混んでいました。全員2号かなって思って「やばい。どうしよう。こんなにいるんだ。」って思ってドキドキしました。(笑)

会場も1号を受ける人と一緒なので、配られる問題だけが違います。なので、実際に2号を受けた人がどれくらいいるのかは分からないです。

4.合格後の業務の変化と心境

Q.新しい業務に対して難しさを感じた部分は何ですか?

最初は締めの売り上げや人件費のことがあって不安だったんですけど、先輩や店長が優しく教えてくれたので、すぐ覚えられました。すごい良かったです。そんなに難しくないかなって感じました。

Q.人に教えることの難しさを感じる部分はありますか?

今は5年働いているので、みんなとも仲が良くて、困ったらすぐ話しかけるので、あまり問題はないです。(笑)

Q.働いていて楽しい仕事はありますか?

全部新しくてやったことがない仕事なので、やったことがないときは面白いと思っていたけど、難しいことがあったときや大変なときもあって、ドキドキして頭がいっぱいになって、テンションが下がるときもあるんですが、でも面白いなと思っています。いっぱいうまくできるようになりたいなって思います。

大変だなって思ったことも自分がやっていってできるようになったときは楽しい、面白いなと思います。

Q.難しい仕事はありますか?

これからですね。(笑)今は大丈夫ですけど、もっと等級が上がったときですかね。
今までやってきた仕事で難しいと思ったことはあまりないです。(笑)

5.今後のキャリアビジョン

Q.特定技能2号も受かって、仕事の幅が広がる中でどのようなキャリアアップを考えていますか?

今もう仕事が夜のラストや締めだとか調理もいろいろやっているんだけど、うまく出来るどうかはまだまだかなと思っているんだけど、でもまたそういう仕事がうまくできたら、全部の仕事を好きにやらせてくれたらうれしいです!

6.まとめ

今回は「磯部クオリティーサービス」様で働いており、外食業特定技能2号試験に合格した方にインタビューしました!いかがでしたか?

我々としても、2号試験に合格された方が初めてだったので、今後のご活躍についても引き続き応援していきたいと思います。

私たちJJSは特定技能外国人の紹介実績1,000名以上、支援実績150名以上の実績を誇る登録支援機関で、外国人だけでなく、外国人を雇用する企業様の支援も行っております!

まだ外国人を採用したことがない、外国人を採用したいけど資料や手続き、外国人の支援などどうしていいかわからないなど不安に思ってらっしゃる企業様はぜひ、弊社にお気軽にご相談ください。

改めまして、「磯部クオリティーサービス」様、この度はご協力ありがとうございました!

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この記事を書いた人

主に「特定技能」「技術・人文知識・国際業務」「外国人マネジメント」「企業・外国人インタビュー」などの情報をこれから外国人を採用したい企業様向けに発信しています。編集部は外国人の人材紹介と支援を行っているJapanJobSchoolの社員で構成されており、専門家ならではの視点からお届けします。

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