こんにちは。Japan Job Schoolマネージャーの竹村です。

9/28の共同通信のニュースで「姦通は犯罪ではない=規定は女性差別-インド最高裁」というニュースが報道されました。

記事によると、『インドの最高裁は27日、既婚女性が夫の許可を得ずに別の男性と性的関係を持つことを禁じる「姦通(かんつう)罪」について、犯罪として処罰するのをやめるとの判断を下した。姦通罪の立件には、男性からの訴えのみが有効とされており、最高裁はこの規定が女性差別であり違憲に当たると指摘した。』とのことです。

もちろん、既婚者が配偶者の許可を得ず、他の異性と性交することは倫理的にも良くないことですが、それを一方的に犯罪にする国があることも事実です。今回の判決では、婚姻関係の破綻について、司法が罪を与える必要はないとの判断でした。(民事においては、離婚原因として非があることも触れていたとのことです)

そこで、今回はアジア諸国での男女の立場の違いについて取り上げたいと思います。

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レイプされたのに、女性が犯罪者扱い

いささか衝撃的な見出しですが、これは本当にあった判決です。

2006年10月にサウジアラビアで起きた19歳の女性の集団レイプ事件では、レイプ被害者であるはずの女性に対し、親族ではない男性と車に同乗していた罪で、ムチ打ち200回と禁固6か月の判決が下されたというものでした。(AFPニュース2007年11月22日の記事より)

サウジアラビアはイスラム教の中でも取り分け厳格な戒律があることで有名ですが、特に女性の人権に関しては有って無いようなもので、親の財産分与権は長男だけに認められたり、恋愛結婚もほとんど認められない、などといったルールが科せられています。また、最近まで女性は車を運転することすら禁止されていました

この判決に対しては欧米諸国から非難の声が挙がり、結局2007年12月に国王の命による恩赦で無罪判決が下されましたが、男性側は「女性に誘惑された」といった言い訳がまかり通ってしまい、無罪になることが多いそうです。 こうした事態に対して、普通であればアメリカなど欧米諸国が強いプレッシャーをかけて辞めさせることが多いですが、サウジアラビアは石油の産油国ということもあり、他国のように経済制裁をしたりといったことが出来ないそうです。

ただ、決して100年前の話でなく、たった10年前の話ということに驚愕してしまいます。まるで中世の魔女裁判のように感じられてしまいます。

意外と女性の社会進出が進みつつある国もある

一方、意外と女性の社会進出が進みつつあるのがインドです。

インドといえば男性優位社会、という認識が強いかと思いますが、まだまだその風潮は強いのは事実でしょう。しかしながら、最近はグローバル化が進む中で女性の社会進出も進んでおり、2013年の法改正では、一定以上の規模の企業に対し1名以上の女性取締役の登用が義務付けられたり2017年には産休取得期間が従来の12週間から26週間に引き上げられました。元々IT人材に強い国ですし、欧米化も急速に進んでいるのかもしれません。

また、当校に通う生徒の多いネパールも、女性の学生が非常に目立ちます。彼女らも将来、日本での管理職への昇進を狙っていたり、独立・起業したりといった夢を持っている子が多いです。先進国に留学すれば、仕事の面でもそういったチャンスが多いと感じているのかもしれません。

このような形でアジア諸国でも女性の社会進出が進んでいるところもあり、これまで当校の卒業生が就職した企業様でも「女性上司の言うことなんて聞けるか!」のようなトラブルを起こした者は1人もいません。 むしろ、家庭に帰ると奥さんに頭の上がらない者の方が多いそうです…。(笑)

どこの家庭でも母親は太陽ですね!

この記事書いた人
竹村 講師
元医療企業営業マン。営業スタイルで生徒にビジバシ教えてます!

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